今年は父方のおじいちゃんの23回忌にあたり、本日法要がありました。
おじいちゃんは私が小学4年の夏に亡くなり、お葬式の日はとっても暑い日でした。
昔おじいちゃんが家に来ると、家中の包丁を研いでくれていたことを思い出します。
糊を煮て、障子の張替えもしてくれる、とても器用な方でした。
おじいちゃんは紙を扱う職人さんで、仕事道具の刃物は自分で研ぐんですね。
家には土間とか庭とかがなかったので、家の前で、大きな砥石で刃物を研いでいたような。
おじいちゃんが研いでくれた包丁は切れ味がよみがえって、長持ちだと、よくお母さんが言ってました。
おじいちゃんと石原裕次郎さんの命日とは、1週間くらいしか違わなかったんですね、今頃になって知りました。
故人を偲び、感謝の気持ちを確認し、あらためて誓う一日。